起業の街京都

外部の人が持つ京都のイメージは「閉鎖的でよそ者に冷たい」というものですね。

京都が如何に閉鎖的でよそ者に冷たいかを語るエピソードとして、京都に引越して10年そこで生活していた人が、ある日隣人に「あら?そう言えばお隣に越していらした方どすな」と言われたなどという話もあります。この様な環境は言うまでもなくベンチャー企業が育つ風土とは正反対のものです。その為「京都のベンチャー企業は数は多いが、大きく育たない」とも言われていました。つまり京都での起業は難しいと言われていたのですが、これは統計上は全く根拠の無いデマです。

この様なデマが語られるのは、京都というと何百年も続いた老舗が厳然と存在していて、新参者は跳ね除けられてしまうというイメージがあるからだと思いますが、明治維新の時の京都の人口は約20万人でした。それが現在は約147万人ですから現在京都に住んでいる人の多くは、明治維新以降に全国から移り住んで来た人達の子孫です。現在の京都の商店なども一部の老舗を除けばそれほど歴史があるわけではありません。老舗と言われているお店にしてもその多くは明治以降の創業です。京都の一般的な企業風土はむしろ他の地域よりもよそ者が参入し易いのです。

京都は古くから日本の都でした。都の特徴として様々な人が全国から集まって来ます。その為、京都の人達は異なる文化を柔軟に取り入れ、それを独自の文化に変えて発展させて来ました。京都は決して閉鎖的ではなかったのです。閉鎖的どころかむしろ京都は進取の気性に富み、新しいものを取り入れる事を厭わない街です。その為、現在京都で事業を行っている起業家の多くは元々京都の住民ではなく、京都で起業する為に他所から移り住んだ人達です。その様ないわゆるよそ者が現に京都で成功しているのです。古都京都のもうひとつの顔は「起業の街」です。

京都という世界的に知られた都市のイメージは起業に大きなプラスになります。飲食や衣料など伝統的な事業はもちろんの事、その他の事業においても「古都京都」のイメージが役立つ事業はたくさんあります。これは広告宣伝費にすると数億円に相当するのではないでしょうか?ベンチャー企業の経営者なら誰でも経験するのが、「知名度が無い」という悲哀です。それが京都のイメージをちゃっかり借用する事で、少しでも補えるならベターですね。又、私の経験では東京や名古屋などの会社を初訪問した時、名刺の会社所在地が京都になっていると結構それが商談の糸口になります。

京都と大阪の起業に関する質問

  • 大阪(関西)で本社もしくはスタートした新興企業
  • 2006-11-16 21:50:00
  • 大阪(関西)で本社もしくはスタートした新興企業 知ってる方教えてください。 思いつくのは夢の街創造委員会ぐらいなんすが・・・ ドリコムとかって京大の子がやってるから京都...
  • なぜ関東だけ「東京電力」なのでしょうか
  • 2004-09-16 05:54:54
  • なぜ関東だけ「東京電力」なのでしょうか 素朴な疑問です。 他の電力会社はその地域の名前を使っていますが、関東だけは「関東電力」ではなく「東京電力」です。なぜなのでしょうか?
  • 志望学部(経済or経営)
  • 2006-10-18 17:58:58
  • 志望学部(経済or経営) 今高3の受験生です。 最近本格的に志望校決めの時期となって、志望校は決まりました。 ただ、学部がハッキリとしていないのです・・・ 今なんとなくだけで、経済に.